井戸を作ろう|さく井工事を頼むときの注意点を知っておこう

さく井のプロセス

男性

工事は許可業者に依頼

水道が発達した現代にあっても、井戸水は農業用水や工業用水などに使われます。また、最近では災害時の生活用水としても注目されています。こうしたことから、さく井工事に対する需要が増加してきています。さく井工事を行う際は、建設業の許可を受けた専門の工事業者に依頼します。依頼は電話等で行えますが、見積もりを出してもらうには必ず現地調査が必要になります。できるだけ複数の業者から見積もりを取り、金額や工事内容について十分納得した上で施工業者を選定するようにします。さく井工事に必要な準備や手続きはすべて業者がやってくれますが、周辺の環境によっては騒音や振動で近隣に迷惑をかけるおそれがあります。その場合は事前にあいさつ回りをする必要がありますが、施主が行うか、業者が行うか、あるいは共同で行うかについて打ち合わせをしておくようにします。さく井工事の手順は規模や工法によって異なりますが、現場の仮設・機器の搬入・掘削・検層・ケーシング挿入・仕上げ・揚水・撤収というのがおおよその流れとなります。このうち検層とは、地下水の滞留状況を探査することをいいます。最近は地層に電流を流して電位差を測定する、電気検層という手法がポピュラーになっています。またケーシングとは、取水するために掘削した穴に設置する管材のことです。無事、取水ができるようになったら、水質検査を実施します。この検査結果の報告をもって、工事は完了します。